消費者金融でお金を借りる理由で一番多いのは?

株式会社NTTデータ経営研究所が2012年に行った調査によれば、消費者金融でお金を借りる理由で一番多かったのが「生活を維持するため」で37%でした。2位以降として「他社の借入金返済」が22%、「ショッピングやレジャーのため」が20%、「趣味や遊行費のため」が16%でした。消費者金融でお金を借りる目的として、生活維持・借金返済・レジャーや遊行費、の3パターンに分類できました。(参考:消費者金融審査甘いのは?

1位の生活を維持するためと回答した人の属性で多かったパターンは、30代女性で家族は夫と子供・収入が減少していて不安定・複数の会社から比較的多額の借入れをしている・毎月きちんと返済している・貯蓄率が低い・持ち家率は高い、という特徴がありました。これらの属性から浮かび上がるのは、結婚して子供のいる女性が不安定な収入を補って生活を維持する目的で消費者金融を利用するという状況です。生活維持のためと答えた人のグループで38.2%の人が年収300万円未満で、約1/4が貯蓄ゼロの世帯ということでした。実際に大手消費者金融の申込書に資金の使い道をチェックまたは記入する欄があり、その中に生活費の項目があることからも生活維持のために消費者金融からお金を借りる人が非常に多いということが分かります。この結果からも、政府与党が専業主婦も消費者金融を利用できるようにするために総量規制の緩和を検討しているということも頷けます。

ちなみに2位の借金返済と答えた人の属性で多かったのが40代男性で複数の会社から借入をしている・返済を1ヶ月以上滞納したことがある・収入は安定しているが低い・持家率と貯蓄率が低い、というものでした。

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